【25】父のいた誕生日会【Movin'on up challenge】
焼きそばを食べながらぼんやりするサリムじいちゃん。優しい顔で何をぼーっとしているのかなと行動キューを覗いてみる。
家族のことを考えていたみたい。溺愛している娘のこの先が気になるのかな。
この日は春の日曜日。
とうとうジャスミンが若者に成長する日がやってきました。ほんの少し前まで赤ちゃんだったのに、シム達の成長は早いですね。
ゼンビュー2度目の誕生日会。
もくずのシニアバースデーとジャスミンの若者バースデー。大きな節目の誕生日会を2度もここで催しました。ゼンビューは思い出深いアパートです。
お誕生日おめでとう!!
最後の特質もランダムサイコロ1回勝負。
その結果【潔癖症】を獲得。汚いものや虫、暴力や死に対して深い嫌悪感を持つシムです。
間違っても都会に来たばかりの頃のもくずの真似事はさせられませんね。ゴミ箱から家具を漁ってくるなんて絶対できないわ。
育ちの特質も5つ全て良いものを取得しました。
ティーンからの可愛さはそのままに少し大人っぽくなりました。髪型や服装を変更するかはまだ思案中。
若者になったジャスミンには早速キャリアについてもらいます。ジャスミンが就職するのは【ファッション・インフルエンサー】キャリア。
クリエイティブなスキルがいつくも必要になるキャリアですが、ジャスミンなら楽々こなしていけるでしょう。
スクショがサリムになっているのはプレイヤーがジャスミンの画面を取り損ねたからです。大丈夫、おじいちゃんはインフルエンサーにはなりません。
それはそれで面白いけど。
翌朝月曜日。
ポストに請求書が届いたのでサリムに確認に行ってもらったところ、ファンレターが届いているのに気が付きました。
サリム宛に1通、もくず宛に2通です。
まずはサリム宛のものを開封して読んでみます。
嫌です(^_^)
続いてもくず宛のものもサリムに開封してもらいました。
きっっっっしょ!!!!!
え?これはつまり
「今どんなパンツ履いてるの?^^」
ってことですよね?
しかもおばあちゃん宛に。ひぇ。
ファンレターっていったい何なんだろう。
改めて請求書を確認。
請求額は1140シムオリオン。
何故かまた電気料金の減額がかかっています。電気料金に関わる家具で、前のアパートには無かったものといったらファザーウィンターからもらったゲーム機くらいです。それのせい?
プラスになってしまった72シムオリオンはあとでマネーチートで調整しておきます。
ゼンビューの最終的な家具配置はこんな感じ。
元々ランニングマシーンが置かれていた右下の隙間にはファザーウィンターからもらったゲーム機を置きました。
というのも、ランニングマシーンでサリムが死にかけたからです。シニアになってからランニングマシーンを頑張りすぎると体力不足で死にかけるんですね。
こちらが2階。
ジャスミンの願望のためにキーボードをグランドピアノに変更した程度です。
成長の思い出が詰まった部屋を離れるのは寂しいですね。
次の引越し先は【ハキム・ハウス122号室】アートセンター区画の家族向けアパートです。
初週の家賃1400シムオリオン+敷金5600シムオリオン、合わせて7000シムオリオンを支払って入居します。
1回の引越しにかかる額がかなり大きくなってきました。
アパートの外観。
アートセンターのすぐ近く。ゼンビューのように耐震性の問題もない優良物件です。
ざざっと家具を配置した部屋がこちら。
ベッドルーム3つにバスルームが2つ。
左奥のピアノのある寝室がジャスミンの部屋、右手前の青い部屋が夫婦の寝室です。
玄関を入ってすぐの寝室は普段使いしないので、メディナスタジオの時と同様に睡眠ポッドのリラックス部屋にしました。
部屋の中心、動線の真ん中にキッチンがある変わった作りの部屋です。
リビングダイニングの壁は全面ガラス張り。家にいながらアートセンター区画の素敵な街並みを楽しめます。
引越し早々悲しみのムードを隠すようにつけていたジャスミン。どうやら仲の良い両親を見て羨ましくなってしまったようす。
そうですね、ジャスミンも若者になったことですしお相手を見つけてあげたいところ。
ティーンの時、ロマンスフェスティバルでちょっとだけそういう雰囲気になったルイスくんとはあれから何も進展はありません。
ちょくちょく家に遊びに来ていたものの、お互いフレンドリーな行動しかしませんでした。今では恋愛ゲージもゼロになっています。
やっぱりあれは祭りの雰囲気に充てられた気の迷いだったのかな?
そんなことを呑気に考えていた時でした。
とうとうこの時が来てしまいました。
ゆっくりゆっくりと、静かに倒れ込むサリム。
ほんの数秒の出来事。
ついさっきまで、娘が羨むほどの仲の良さを見せつけていたのに。あっという間。サリムはダイニングテーブルよりも小さな、ちっぽけな壺に変わってしまいました。
どれだけ移り気であっても、もくずはサリムを愛していました。それはもちろんサリムも同じ。2人は他の誰よりも仲が良く、信頼し合っていました。お互いの代わりになる人はいませんでした。
ジャスミンにとっても、様々なことを教えてくれた尊敬する愛すべき父親でした。
あまりにも短いシム達の一生。大切な人達を残して先に逝かなければならない。なんて寂しくて切ないんだろう。
父の死を目の当たりにして、突然走り出すジャスミン。
潔癖症の彼女にとって【死】というのは何よりも受け入れ難いことだったようです。
死んでしまうこと自体が恐ろしいのか、それともいつか自分にも訪れる事実が怖いのか、一体どう感じているのだろう。
サリムにはもう少しだけ、母娘のそばにいてもらうことにしました。
寂しくなるね。
でもサリムに出会えて良かった。
ありがとう。おやすみなさい。