【28】ありがとう【Movin'on up challenge】
びっくりした。
危ないなぁもう。ここまで来て溺れて終わりは嫌よ。
当の本人は何も気にしていないようす。それどころか入浴剤で朝風呂も入って、最高に美味しいご飯も食べて、もうただただ幸せ!といった雰囲気。
「あぁ素敵!外はなんて爽やかな雨なのかしら!」みたいな表情で家の中を走り回りながら【雨で遊ぶ】をしていました。
もくずが楽しそうで本当に良かった。
そんな幸せそうな気持ちのまま、もくずはサリムの元へ旅立ちました。
都会に無一文でやって来て、今日まで一緒にMovin'on up challengeに挑戦し続けてくれたもくず。
女優としてトップに立って、スターライト大通りにその名を刻んだもくず。
大好きなもくずが心から幸せを感じたまま旅立つことが出来て良かった。もくずよりも長生きだった友達と大切な娘に看取られて、寂しくなかったね。
もくず、お疲れ様でした。正直なところ、寂しい悲しいよりもありがとうの気持ちの方が大きいです。
もくずの骨壷はサリムの隣に。もうしばらく2人と一緒に過ごそうと思います。
大きな家にたった1人になったジャスミン。死神さんにインタビューをしていました。
「こんな時に聞くのもどうかと思うんだけど、どうしても死神界のファッションについて聞いておきたいと思っちゃって…」
そんな肝の据わったジャスミンを気に入ったのか、死神さんがフットマッサージをしてくれました。意外と優しい。
ジャスミンはというと、そんな死神さんの優しさに心奪われたようす。死神さんが愛おしいそうです。
ジャスミンは今【ニットの女王】の願望を進めているのですが、その過程で【ニットアイテムをプレゼントする】タスクがありました。ちょうどニット作品を所持していたので死神さんにプレゼントしてみました。
「死神さん、これ青いくまさんニット帽なんだけど、すっごく上手に出来たからあげるね。大事にしてね!」
めちゃくちゃ喜んでくれた。
ジャスミンよ。わからなくもない。今の喜び方は可愛かったな。
その夜。
初めてひとりぼっちの夜を迎える娘を心配してか、お父さんが会いに来てくれました。なんだかんだ言って家族思いの優しいお父さんです。
でもバスルームはほとんどやられました。サリム、TPO。
翌朝。
ジャスミンのファッション・インフルエンサーがキャリア分岐に到達。正直2つの違いはよくわからなかったのですが、今回は【スタイリスト】を選択。
昇進したことで本日の仕事は休みになったので、次の仕事日が楽しみです。
セレブの特質【企業パートナー】を取得したので、企業案件の動画の依頼が来ました。
今回はゲーム機のPRのために怒っている動画が欲しいとの事。
マッサージチェアの置かれていた場所に新しくモアビュー動画ステーションを購入。
サリムの残してくれた怒りの絵画を活用して怒りの動画を撮影します。
すっごい怒っている。
撮影した後はきちんと編集をし、そのまま動画をアップロードしました。
案件企業からは150シムオリオンのボーナスを頂きました。どうでしょう?ちょっとしょっぱい気はしますが無いよりはマシですね。
この日は月曜日だったので、請求書が届いていました。請求額は1451シムオリオン。
既に部屋の条件も満たしているので引っ越すことは可能です。ただ今回はあと1週間、この部屋で過ごすことにしました。
というのも、次の部屋から家賃の額がぐんと跳ね上がるのです。
今回の部屋の家賃1400シムオリオンに比べて、次の部屋の家賃は3500シムオリオン。倍以上になります。
両親を失って家に入ってくるお金も少なくなっていますし、ジャスミンの仕事が安定するまでここで過ごそうと思います。
ひとまず今週の請求額1451シムオリオンをお支払い。ハキムハウス122号室、もう少しお世話になります。
その日の夜。
アパート下の広場でコメディ&いたずらフェスティバルが開催されていたので、女友達と一緒に参加してきました。
何度見てもお友達のミーナちゃんが美しいです。
良いですね。華のある若者女子シムの集い。陽キャの香りがします。
フェスティバルから帰宅し、そろそろ夜も明けようかという頃。またやられました。
都会に住む以上、不法侵入する吸血鬼の対策は必須事項ですね。
翌日。
早速エンサイクロペディア・ヴァンピリカを購入。ヴァンパイア対策について知識を深めます。
ベッドサイドに小さなにんにく飾りを付けました。これでもう吸われないはず。